八木重吉『秋の瞳』を読んで — 短い詩なのに、なぜこんなに重く感じるのか

八木重吉の詩集『秋の瞳』を読んだ。一篇一篇はとても短く、使われている語彙自体は難しくないのに、行間の余白と静かな祈りのようなトーンのせいで、読み終わったあと妙にずっしりと心に残る。近代詩特有の、説明を極力削ぎ落として「間」で語らせる技法を意識して読むと、また違った角度から味わえる気がする。
Post
沐學 Mizuru